本日は、ナウシカの世界の1000年前に起こった、巨神兵による火の7日間と、ナウシカの映画で巨神兵が腐っていた理由を書かせて頂きます。
また、映画と漫画の巨人兵の扱いが全く違いますので、そのことについても書かせていただきます!
どうぞよろしくお願い致します。
火の七日間×巨人兵【風の谷のナウシカ】で腐ってやがる理由とは?
火の七日間×巨人兵は、人為的に起こされたものだった!!
火の七日間とは、ナウシカの世界で1000年前に起こった世界が崩壊した出来事でした。
光輪を帯びた無数の巨神兵が空を覆い、わずか七日間で人類が誇った高度文明を焼き払います。
ナウシカの世界の1000年前は、ナウシカの世界より高度な文明を持っていました。
ただ、今の世界のように地球汚染が進み、大気汚染、環境汚染が進み、もうこのまま人類がいれば地球が滅亡する寸前でした。
そこで、世界の有識者たちが考えました。
地球を救う方法を。
前文明の日系企業「東亜工廠」が紛争を解決するために、作りだしたのが巨神兵と言われるサイボーグです。
(風の谷のナウシカコミック7巻22ページ8コマ目で、巨神兵の牙に「1270H東亜工廠」と、書いてありました。)
自分達では、手に負えなくなった紛争を解決するために作り出した調停者、裁定者が巨神兵です。
そして、手に負えなくなった世界に巨神兵がやってきます。
火のビームで、世界を破壊しリセットしたのです。
戦争というよりは、一方的な攻撃ですね。
これしかやり方がなかったのでしょうか?
そして、一旦リセットされた世界が、ナウシカの世界となるわけです。
人工神ともいわれています。
でも、結局人間の手によって作られて、人間が作ったサイボーグが世界を破壊し浄化したんですよね。
そして、リセットした世界に、人が住めるようになったら、自分たちが望む人間の世界を作ろうとした。
うーん、なんだかとても嫌な感じです。
人間が神になろうとしているよう。
それなら、一層もう人類なんて滅んでしまえばよかったのに、と思ってしまいました。
風の谷のナウシカで巨神兵が腐っていた理由
ペジテ市の地下で巨神兵の生きた繭が発見され、それを知ったトルメキア軍がペジテを占領、繭を奪取しました。
しかし本国へ輸送している途中に重量過多により輸送艦が風の谷付近に墜落。
クシャナ率いるトルメキア軍部隊は風の谷をも占領し、風の谷にて復活させようと目論みます。
物語終盤、ペジテ残党の手によって引き起こされた王蟲の大海嘯を撃退するべく、まだ肉体形成が不十分な状態で戦闘に駆り出されてしまいます。
巨神兵が全身を崩壊させながら発射した砲弾は、一発目は王蟲を「薙ぎ払え!」とするのに相応しい威力を発揮しました。
しかし、二発目は瀕死のためにほとんど威力を発揮せず、巨神兵は骨を残し、完全に腐り落ちて死んでしまいます。
不完全なまま働かされたため、2発目のビームを発射するも耐えられず、とけてどろどろになってしまったわけですね。
最後に
今回は、風の谷のナウシカに出てくる巨神兵と、その昔あった火の七日間。
それから、ナウシカの世界で復活した巨神兵が腐ってしまって使い物にならなかった理由を書かせて頂きました。
この巨神兵が、アニメと漫画では全く異なります。
漫画の巨神兵は、不完全ながらも復活して、ナウシカを母のように慕います。
そして、巨神兵の知力は恐ろしいくらいどんどん成長していきます。
今でいうなら囲碁や将棋でAIが、どんど成長していくような感じですね。
怖い話ですが、未来に巨神兵みたいなの人工生物かロボットが完成するかもしれませんね。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
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