映画「来る」が12月7日から公開されています。
今回、単なる怖いだけのホラーではないと聞き気になり、単行本「ぼぎわんが、来る」を
購入しました。
本日は、「ぼぎわんが、来る」の正体と、実在するとわたしが感じた感想などを書かせて頂きます。
※少しネタバレになりますので、OKよ!という方のみお進みください!
【ぼぎわん】は、その正体とは!?この世の中に実在する悲しい真実
ぼぎわんとは?
ぼぎわんとは、正体不明の怪異です。
「ターゲットを山へ連れ去る妖怪」とされています。
ヨーロッパ原産の怪異【ブギーマン】が西洋の宣教師によって持ち込まれたのではないか?という説もあります。
ぼぎわんが人の恨みや憎しみで強く、強大になっていきます。
小説の中の住職が言った言葉に、まずわたしはひっかかりました。
住職に、ぼぎわんを追い払う手伝うしてもらう依頼の電話をした時、
「何を今更言うてんねんな。あんなえらいもん、呼ばな来ぉへんやろ」と。
呼ばないと来ない化け物「ぼぎわん」を、誰かが呼んだんですね。
それも、相当な恨みや怨念をもっている誰かが、誰かを呪う為に。
この誰が誰を呪ったのか?というところが、この物語の鍵ですね。
この世に【ぼぎわん】が存在すると、わたしが思った理由
世の中を見渡しても、至る所に不信や、嘘、虚栄、慢心、憎しみ、恨みという負の感情は、たくさん転がっています。
気を付けないと、ふとした瞬間そういったマイナスのエネルギーに吸い込まれてしまいそうになります。
そして、そういった人間の負の感情から、至る所で殺人が起こり、戦争が起こっています。
ぼぎわんを呼び寄せているのは、そんなわたしたち人間が、誰でも持ちうる負の感情です。
その負の感情が大きくなればなるほど、世界中の惨事は広がっていきます。
それは、まるでぼぎわんが、負のエネルギーを糧として、強大になるように。
あなたの心にも、もちろんわたしのここの中にもぼぎわんがつけ込む隙間がたくさんあるのです。
小説の中で真琴は、ぼぎわんから秀樹一家を守るため、秀樹にこう言います。
「家に帰って奥さんとお子さんに優しくしてあげてください」と。
家でこどもが家族が心から笑っているそんな家には、ぼぎわんはやってこないのです。
ぼぎわんを近づけない方法
わたしが考えたぼぎわんを近づけない、呼ばない方法です。
- 自分の負の感情と向き合い、そしてそれを浄化していく。
- なるだけ、そういったマイナスの気を発している人には近づかない。
- 大事に思う人を大切にして守る
- 家族が心から笑いあえる家にする
最後に
「ぼぎわんが、来る」
一旦読み始めると一気に読んでしまいました。
怖いかと聞かれると、そんなに怖くはなかったです。
わたしはぼぎわんよりむしろ、秀樹のような人が怖いです。
ぼぎわんは、むしろ怖いけど、悲しいとも思いました。
そして、家族の在り方、人としての在り方を少し考えさせられました。
★そんな【ぼぎわんが、来る!】気になる方は、是非小説をお読みください!
ここまでお読み頂きありがとうございました。
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住職に手伝いを
してもう以来
って
なんですか????
ごめんなさい!
誤字です。
訂正致しました。
「ぼぎわんを追い払う手伝うしてもらう依頼の電話をした時」が正しいです