久々にことはさんが記事を更新してくれました!
前回に引き続き、自宅のサーバーでワードプレスを開設する方法です。
よろしくお願い致します。
自宅のサーバーを使ってWordPressを開設(その1)
ご無沙汰しております。
記事を書くことが.億劫でなかなか更新できませんでした。
今回は前回の記事の続きを書かせて頂きます。
前回の記事はこちらです。

01 構成 apache2(Webサーバ)・・・①
構成 MariaDB(SQLサーバ)・・・②
構成 PHP(WebサーバやSQLサーバをコントロールするプログラム)・・・③
のインストールです。
UbuntuServerを最新版にするためのアップデート及びアップグレード
まずは UbuntuServerを最新版にするために、アップデート及びアップグレードを行います。
apt-get update
apt-get upgrade
の二つです。
これを行うことにより、当該UbuntuServerが最新になります。
Windowsでいう
「WindowsUpdate」
ですね。
WindowsでもLinuxでも同じなのですが、セキュリティ的に万全であるというOSは存在しません。
そのため、脆弱性が見つかれば、常にそれを補完するためのバージョンアップがあるわけです。
それをこの2つのコマンドで行うのです。
① apache2のインストール
apt-get install apache2
これだけです。
もしもこれを行って「・・・already the newest Version・・・」などが出てきた場合は、すでにインストールがされているので、さらなるインストールは必要ありません。
apache2はWebサーバなのですが、これは、ホームページなどを作成した際にそれを公開するためのプログラムです。例えば皆さんが「https://~」などのURLからホームページを見た際にいろいろなページが見られますね。
それらはそのURLを見ているPCにWebサーバが働いているからこそみられるのです。
逆に言うと、Webサーバは、そのように自分のところに見に来てくれる人たちをいつでも待っているのです。
つまり、いつでも見られるように待っていなくてはならないのです。
自宅サーバを立てた場合などは、いつページを見に来てくれても大丈夫なように、常にパソコンをon状態にしておく必要があります。
だからこそですが、脆弱性のあるサーバはいつでも外部からクラッカー(悪いことをするハッカー、最近はブラックハッカーということもある)から狙われていることを念頭に置いて、セキュリティ面で万全を期す必要があります。
② SQLサーバのインストール
apt-get install mariadb-server
これだけです。
私は以前MySQLを使っていました。
しかし、最近のMySQLは初期パスワードが勝手に作成されるようになり、面倒臭くなったので、MySQLからMariaDBに変更しました。
MariaDBもMySQLと同様にパスワード初期設定により、パスワードなしで制御することができなくなりましたが、MySQLに比していくらかコマンドによって制御できる分、使いやすくなりました。
Windowsに慣れている人からすると、コマンドラインのみで設定をしていくことは、敷居が高いと思いますが、WordPressを使うに当たっては、ほんの10行程度のコマンドで使うことができるので、それほど難しくはないと思います。
③ PHPのインストール
apt-get insatll php
これだけです。
phpは、ホームページを作成する際に使われるHTMLという言語を、制御するために使われる言語です。WordPressは基本的にHTMLとPHPによって書かれているので、この言語を必要としています。
④ そのほか
apt-get insatall mariadb-client php-cli php-cgi php-mysql php-gd php-curl php-zip php-mbstring php-gettext php-intl
を行って、その他もろもろをインストール。
不要なものもあるかもしれませんが、インストールをしないと、画面が真っ白になってしまうこともあります。絶対不要というものでもなければ、インストールをしても問題ないでしょう。
02 サーバに固定IPアドレスを設定する。
我が家のネットワーク構成は、
このような感じです。
通常のお家ですと、ルータがあって、そこからWifiかLAN配線でインターネットパソコンからネットを楽しんでおられると思いますが、我が家の構成は図のような感じです。ルータからLAN配線で「UbuntuServer18.04」「Windows10」「Ubuntu18.04」の3つのパソコンがつながっています。
ここからは、かなり暴力的な端折り方で説明をしますが、我が家のWebサーバはUbuntuServerでして、固定IPアドレスを「192.168.11.100」に設定しています。
IPアドレスというのは、ネット上での住所に当たるものです。
ネット上では、物理的にどこにあるということはほとんど意味がありません。
極端な話をすれば、北海道と沖縄にそれぞれパソコンがあったとしても、ネットワーク内では、すぐ隣り同士の構成(論理的な構成といいますが)である場合もあります。
そのような論理的な場所を示すものがIPアドレスなのです。しかもIPアドレスは、常に変化する可能性があります。
これはDHCPによるものなのですが、通常の家庭においては「ルータ」がその役目を果たしているでしょう。
そのため、UbuntuServerもIPアドレスが変動してしまいます。
しかし、Serverという役目を果たすには、常に(論理的に)どこの場所にいるかを指定しておかないと、ホームページを見たい人が見に来ても「いったいどこやねん」となってしまうわけです。
よって、そんなことが起こらないように固定IPアドレスを設定するのです。
その方法は、以下のようになります。
UbuntuServer18.04より前のネットワーク設定とはずいぶん変わってしまい、最初は戸惑いましたが、Ubuntu18.04LTS設定メモを参考に何とか解決しました。ありがとうございます。
今までのネットワーク設定の場所は/etc/networks/interfacesでしたが、18.04からは/etc/netplan/50-cloud-init.yamlになりました。(50-cloud-init.yamlは、インストールした環境で異なるらしい)
上述の構成図を参考にすると
条件 サーバ:192.168.11.100
サブネットマスク:255.255.255.0
ゲートウェイ:192.168.11.1
DHCPサーバ:192.168.11.1
となるので、
以下のように変更します。
network:
ethernets:
enp0s4:
dhcp4: no
addresses: [192.168.11.4/24]
gateway4: 192.168.11.1
nameservers:
addresses: [192.168.11.1]
optional: true
version: 2
上記のように自分のネット環境に変更します。
変更後「 sudo netplan apply 」 します。
再起動が要りません。
最後に
ここまでお読み頂きありがうとございました。
わたしには、相変わらずサッパリ何を書いているのか分かりません・・・。
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