CEH(認定ホワイトハッカー)とは
ハッカーという言葉によく語弊を生じますが、本来、「ハッカー」=「サイバー攻撃をする人」ではありません。そのため、今では「ホワイトハッカー」「ブラックハッカー」(もう少しいろいろありますが)と使い分けをして、倫理的なハッカーを「ホワイトハッカー」と呼び、CEHはその認定資格といえます。
日本では、あまりなじみのない資格かもしれませんが、海外ではとても有用で広く認められた資格です。
CEHを取得するには
私は英語ができませんので、日本語で受験することになりますが、公式トレーニングを受ける場合おおよそ55万円の費用が必要になります。日本ではGSXという会社が代理店をしているので、そこのページを見てみると詳細がわかります。
そのトレーニングの後、1年以内にCEHの試験に合格すれば、晴れてCEHの資格を取得することができます。
多分日本語で受験された方はわかると思いますが、試験問題の「謎問題」には苦労します。ただそんなものがありつつも、大半はしっかり勉強していれば、解けるはずなので、謎問題にはとらわれず頑張りましょう。
どれくらいの知識が必要?
よく
○CCNAレベルのネットワーク知識
○LPIC Level1 程度の知識
○Wireshark,tcpdump,nmap,ローカルプロキシ 等
以上の知識が必要と書かれていることが多いです。
ただ、私自身が受験した感覚ですと、IPAの
○ 情報処理安全確保支援士
○ ネットワークスペシャリスト
の「午前Ⅱに出てくるレベルの知識」と「CEHテキストの内容」をしっかり把握できていれば、怖いことはないと思えます。
ただ、さっきも書きましたが、受験までがびっくりするくらい、高額です。覚悟が必要です。「試験を終了しますか」に「はい」をするときは、心配で震えました。