わたしが考える社会的問題

ホームレスの方に本当に必要なものは住まいだと感じた理由

ホームレスの方に一番必要なものは、安心できる住まいと人間関係

前回は、ホームレスになる要因について書き、決して他人ごとではないよ、と感じたことを書きました。

今回は、じゃあホームレスの人にとって何が一番必要なの?という事に、焦点をあてて書いていこうと思います。

よろしくお願い致します。

ホームレスの方に一番目に必要なもの

プライバシーのある住居が一番必要!

ホームレスの方に必要な本当のものとはなんだろう?

それは、プライバシーのある住居だと、リディラバジャーナルの記事には書かれていました。

生活保護を受給しても、区役所が紹介する住居が、劣悪な民泊のケースが多いそうす。
そうすると、そこから飛び出し、また、路上生活に戻るということになります。

ちなみに余談ですが、わたしは、市役所の福祉課に非常勤で働いていたことがあります。

その時、生活保護課が近かったので、生活保護課の職員さんと話す機会もありました。
保護課は、わたしが勤めていた当時は、移動願いを出す方がすごく多いそうです。
大体1年くらいで、移動します。

そうするとね、専門性もくそもない。
やりたい人がこないから、きちんと必要な人が保護を受けられるのか?と本当に疑問でした。
生活保護課の職員さんは、専門性の高い経験のある人が、長く在籍できるシステムが必要なのではないでしょうか?

話は、戻りますが、プライバシーのある住居が必要ということは、自分自身を振り返ってみてもよく分かります。
自分のプライベートの空間って、すごく大切です。
それが、なかったら、わたしは飛び出したくなります。

実際わたしも、中学生の時、無理やり連れて行かれた施設を脱走しました。
決して、不潔という訳ではなかったけれど、自分の自由な時間と、空間が取れない!
わたしの嫌いな団体生活。

そして、お金や持ち物を無理やり預けさせられました。
それは、本当に苦痛でした。
しかも、無理やり連れていかれた場所でしたので、不安で、逃げ出したくなるのは当然だったと思います。
ホームレスの方もそうではないだろうか?と思いました。
特に、音や人間関係が苦手な人が多い、精神や知的に障がいのある方は、安全で清潔な住まいが必要です。

皆さんはどうでしょうか?
仮に生活保護を受給できたとして、紹介された宿泊先の管理人が怖い人だったり、劣悪な環境だった場合そこから逃げ出したいと思いませんか?

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アメリカやヨーロッパでの取り組み、ハウジングファースト

現在ホームレス支援の現場で提唱されている手法に、「ハウジングファースト」というものがあります。
1990年代にアメリカで始まり、ヨーロッパにも広がったこの取り組み。「住まいは基本的人権である」との考えに基づき、ホームレスにまず何より優先してアパートなどのプライバシーを確保できる住居を提供。必要に応じて、医療や福祉といった支援も一体的に行います。
出典:スナックに代わる人間関係を。住まいの次に必要なもの

出典:  housingfirst tokyo

上記の動画は、米国の非営利団体「パスウェイズ・トゥ・ハウジング」制作のハウジングファーストを紹介する動画です。。「ハウジングファースト東京プロジェクト」による日本語字幕付きです。是非ご覧ください。

「外はとても辛い。人間のいるべきところではない。人間のいるべきところは家だよ。」

という男性の言葉が心に刺さりました。
そして、このハウジングファースト取り組みは素晴らしい!と思いました。
自分だけの安心できる部屋がある!ということは、人間の尊厳を取り戻せるのだと教えてもらいました。そして、お金よりも病気を治すより、何よりも、ホームレスの方にとって必要なものは、安心できる住まいであるということを強く感じる動画でした。

従来の支援は、一定期間、施設などでの集団生活を経たのちアパート入居をめざす、というステップアップ方式が採用されてきました。しかし実際には、アパートに向けての「階段」をのぼっていく過程において、多くの人がドロップアウトしてしまい、路上生活に戻ってしまうことが問題視されるようになりました。このまず、住まいをという支援方法が、実際にアメリカでは有効であると実証されています。

ハウジングファースト

出典:ハウジングファースト

東京では、現在ハウジングファースト東京プロジェクトが始まっていました!
この活動が世界であること、日本でも動き出していることを、初めて知りました。
こうやって、動こうとしている人たちがたくさんいることを知ると、日本もまだ捨てたもんじゃない!と嬉しくなりました。

下記は、国土交通省が2017年10月から始めた「セーフティネット住宅情報提供システム」のホームページです。
入居できる家を探すのが難しい人々と、空き家や空き部屋をつなぐ検索システムです。
こんなサービスもできているんですね!
こういう情報が、必要な方々に届くといいです!

最後に

自堕落なせいで、ホームレスになったんだ、自己責任だ!という目で、ホームレスの方を見ない事が、まず大切なのではないかと、わたしは思います。

誰しもがホームレスになりえるという認識で、ホームレスの方を見ると、わたしたちの問題だという気がしてくるのです。
自分と違った人を、排除する傾向が、日本では特に顕著であるように、わたしは思うのです。

それは、虐待事件やいじめにも同じことがいえると思うのです。
自分とは違った人を排除せず、受け入れる、そんな社会になっていければ、いじめや虐待ホームレスなど、色々な問題が少しずつ良くなってくるのでは?と思うのことは、理想論なのでしょうか?

まずは、自分とは違う、関係ないと思っている人たちの事を、知ることから始めてみませんか?

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合わせてお読み頂くと嬉しいです!

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