意識的に努力すれば必ず人生を高められるという事実ほど、人を勇気づけるものが他にあるだろうか。
―ヘンリーディヴィッド・ソロー
わたしの上司は、無責任でなんでもかんでも人任せ。
何かあったら人のせい。
わたしはいつも、
「上司がもっと素晴らしい上司だったら」
と思います。
うちの後輩も性格が悪いです。
「どうしてこの人は、機嫌が悪いと周りも不愉快にするんだろう。
もっと、優しくてカッコいい後輩だったらなあ。」
と思う日々です。
5年前に読んだ『7つの習慣』を再読していると、あれ?読んだ時は、主体的に生きよう!と思っていたのに、もう忘れている!
と思い、もう一度読み直ている途中です。
今回は、7つの習慣の第1の習慣である主体的に生きるヒントを書かせて頂きます。
「あの人がああだったら。」
「自分はなんで出来ないんだ。」
と口癖の方は、是非お読みくださいませ。
目次
【7つの習慣】刺激と反応の間に間にあるものとは?主体的な生き方って?
刺激と反応の間には選択の自由がある
皆様は、御存じでしょうか?
ヴィクトール・フランクリンを。
有名な著者に、ユダヤ人の強制収容所に入れられた経験を綴った「夜と霧」があります。
彼が偉大なのは、収容所でナチスの兵士からどんなにひどい扱いを受けても、自分の心の自由を失わなかったことです。
フランクリンは、収容所でナチスの兵士でさえも,決して奪う事が出来なかった「人間の最後の自由」を発見しました。
想像を絶する過酷な環境の中であって、フランクリンは刺激と反応の間には選択の自由があるということを発見して、なおかつそれを実現したのです。
【刺激と反応の間には選択の自由がある】という言葉を初めて読んだ時、目から鱗でした!!
わたしは、この本を読むまで刺激と反応の間に選択の自由がある、という認識がありませんでした。
すぐに刺激を受けると、反応してしまっていたのです。
反応的な人と主体的な人の違いは?
反応する人とはどういう人か?と言いますと、
例えば会社で上司にひどく罵られます。
そうすると、落ち込みます。
会社で上司に褒められます。
機嫌が良くなります。
これが反応的な人なんです。
反応的な人の精神状態は、他者の出方次第で気持ちがコロコロ変わります。
それに対し主体的な人とは、
同じような事があっても、自分の中の価値観に従っている為、相手に振り回されずに自分の価値観に従って行動できる人です。
なので、他人に自分が褒められても貶されても、他人の影響を受けて一喜一憂しません。
これが主体的な人です。
周囲の言葉に耳を傾ける
という不毛な会話が、おさるとペンちゃんとの間に繰り広げられています。
まず、自分や周りの話している言葉耳を傾けてごらんなさい。
さるとりんごとペンちゃん。
「はい!」
そして、コヴィーさんに言われた通りさるとりんごとぺんちゃんは、日常の周りの会話や、自分の発している言葉に耳を傾けてみました。
すると、どうでしょう!
さるとりんごとぺんちゃんの周りには、
「時間がないから○○ができない」
「あいつほんま腹立つ!」
「そんなこと出来るはずがない!」
など、反応的な言葉に溢れていました!!
そうだよねー言葉が人格を作るから意識して反応的な言葉は、使わないようにしたいねえ。
というわけで、さるとりんごとペンちゃんは、主体的な言葉を使うように決意しました。
主体的に生きるにはどうしたらいいか?
また、スティーブン・R・コヴィーさんは、主体的な人である為には決意を守る事が大切であると言っています。
もう1つは、目標を立てそれを達成するために努力することです。
どんな小さな約束や目標であっても、それを実行することで、自分の内面の誠実さが芽生え、育ち、自制心を自覚できるようになります。
そして自分自身の人生に対する責任を引き受ける強さと勇気が得られます。
と。
~主体的に生きたい人へ~
スティーブン・R・コビーさんからの30日間の宿題です。
どのような約束や目標を持ち、どのようにそれを守るのか?
交通渋滞にどう対処するのか?
怒っている顧客や、言う事を聞かない子どもにどのような反応をするか、問題をどう捉えるか、何に自分は努力を傾けるか、どのような言葉遣いをするか?
これを30日間毎日挑戦してみてほしい。
最後に
主体的に生きる事の大切さは分かったつもりになっていました。
分かったつもりですね。
意識していないと、すぐに忘れていつの間にか他人のせいにしているわたしです。
【7つの習慣】は手元において、すぐ見返せるようにしておいた方がいいですね。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
■【7つの習慣】関連記事 第二の習慣