幼少時代~小学校
わたしの事を少し書きますと、幼少時代は、祖父母に甘やかされて育ったせいか、わがままで意地が悪い性格(今もか。)でした。
しかし、小学校に入るとわたしなんかより、気の強くて意地悪な人がたくさんいて、わたしの意地悪さんなんて可愛いものになっていきました。
そして、どんどん自分を殺して周りに合わせて生きていたと思います。
学校が嫌で、学校に行くのが毎日苦痛で仕方ありませんでした。
小学校の高学年になると、クラスでいじめが始まりました。
わたしもそのターゲットになってしまいました。
いじめにあって、にこにこ無理して笑っていました。
親にも誰にも、そんな状況のことを言えず、ただただ卒業式が来ることだけが、唯一の希望でした。
その当時の日記を、大人になってから見ると、「死にたい!」や、いじめた相手に死んでほしいなど、辛い文字がたくさん飛び込んできて、ごみ箱に捨ててしまいました。
この年になると、手元に残して昔はこんな事もあったなあ。
辛いけど、「昔の自分よくがんばったね!」と、言えそうな気がします。
しかし、日記を捨てた20代はまだ無理だったなあ。
中学生がニュースなどで、いじめで自殺したと聞くと本当に辛いです。
小学校から高校までは、学校が自分の世界の全てでした。
学校で自分を否定されると、どこにも自分の居場所がなくて、死んでしまいたくなる気持ちもすごく分かります。
でも、そこからもう少し生きていくと自分を肯定してくれる人が、一人でも出てくるものなんです。
だから、本当にいじめにあっている子たちには、死なないで。
今は真っ暗だけど光が差し込むときは必ずくるからと伝えたいです。
中学時代前篇
わたしは小学校高学年の頃には、嫌なことを言われても、にこにこ笑って我慢するという性格になっていました。
待ちに待った卒業式がきて、中学校は、私立の中学校に行きました。
いじめていた子たちとは、離れられて正直ほっとしました。
中学校は女子高でしたが、小学校ほどの意地の悪い人やいじめがなく、わりと平穏に中学二年生までは過ごしていました。
けれど、やはり平穏とはいかなくて、親に中2の夏に、これからは国際社会の時代だからという理由で、夏休みに1か月イギリスに行かされました。
父が決めました。
わたしの性格を、全然理解してなかった事だけは確かです。
そして、わたしも自分の性格を理解してなかったのか、気楽に最初は、イギリスに行くことを考えていました。
わたしは今まで、学校行事や家族旅行以外は宿泊した事がなく、大変に人見知りです。
知らない人と寝泊まりするのも、大嫌いな子どもでした。
今でも、気心の知れた人としか、旅行には行きたくないです。
そんなわたしが、イギリスに一人で行ったら、そらもうホームシックになるしかないでしょう。
家が好きだというわけでは決してなかったけど、一人でいられる時間がないというのが何より苦痛でした。
留学先の部屋は4人部屋だったと記憶しています。
日本人の子もいて、仲良くなりました。
けれど、英語はわからんわ、日本人同士の関係にも気疲れするわで、帰国してからどっと疲れが出ました。
そして、2学期が入ってから、学校に行こうという気力がなくなり、引きこもりの日々が始まりました。
中学前編までとなります。
ここまでお読み頂き誠にありがとうございます。
さるとりんごがどんな人か知りたい方は、下記記事もお読み下さると嬉しいです!
こんな人です!
https://heart-to-heart.jp/983.html