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思春期の息子がボソッと心の内を話すとき

思春期の息子がボソッと心の内を話すとき

うちの息子はとてもおバカです。
家はテレビを見ているか、調子の外れた歌を歌っているか、親父ギャグを連発しています。
でも、すごく内気で内弁慶な性格です。
そんな彼も、学校では色々悩みがあるみたいです。

息子が、たま~にボソッと心の本音を話してくれます。
本当にボソッと。

人の話を普段聞かないわたしですので、そのボソッとをたまに聞き逃しそうになります。
けれど、昨日は彼のボソッとは聞き逃さず聞くことができました。

どうやら、彼は学校の友だちとの会話に入っていけないようでした。
自分が浮いているみたいで辛いという話でした。
こんな時、ただ話を聞いてほしいだけなのかもしれないのですが、一通り話を聞き終わると
わたしは彼にこう伝えました。

さるとりんご
さるとりんご
わたしも学校で居場所があったことなんて一度もないよ。
君が入っていけないと思う学校が全ての世界ではないんやで。
でも、どうしてもしんどい時は、学校休んじゃえ! 

とても真面目なうちの息子は、学校の授業に遅れることを極度に嫌がり、毎日頑張って学校にいき、部活もしています。
朝も早くから学校へ行き、夜も帰ってくるのが毎日20時です。
部活では部長もやっています。

わたしなら、そんな毎日正直送れません。
家でもっとゆっくりしたいし、そこまで1つの場所に縛られるのが耐えられません。
なので、辛い時は休んで少し心を休めることはすごく大切だと思うのです。

でも、わたしがそういった時、息子の顔から少し笑顔が出ました。
ほっ。

息子はこうも言いました。

息子
息子
学校が全てではないというけど、僕は学校しかないからしんどい。

確かにそうなんよなあ。
朝も早くから、夜も遅くまで学校尽くし。
週に一度の休みは、心の休養とばかりテレビを見ている我が息子。

学校に居場所がない辛さは、わたしもよく知っています。
わたしもいつも居場所がないと感じていました。
それは社会人になって場所が学校から会社になっても同じでした。

だいぶ年齢も重ねたことにより、あまり人の目が見にならなくなり、人に合わせることもしなくなった今、やっと少し生きやすくなってきました。

居場所を必死に探したこともありました。
だから今があると思うのです。

さるとりんご
さるとりんご
 悩んで苦しむことで、見えてくることもあるよ。
春休みに学校以外で何か君が興味のあることやってみたらどうや?

彼は、学芸会で裏方をやるのが楽しいみたいで、照明などに興味を持っています。
そして、最近祖母から一眼レフを貸してもらいました。

さるとりんご
さるとりんご
自分が興味のあることをどんどんやっていったらいいやん。
今度、おばあちゃんが舞台をするとき、裏方の手伝いしてもらうって言ってたやん。 
息子
息子
迷惑になったらどうしよう。
さるとりんご
さるとりんご
えーい!ぐだぐだ言わない!君はまだ中学生なんだ!どんどん恥かいて失敗しとき!

そうわたしが言うと、しぶしぶうなづいていました。

息子は、石橋を叩いて渡ります。
だからこそ、親としてはどんどん失敗してほしい。
いいんだよ、失敗して。
そこから成長できるんだから。

でも、こうやってたまにボソッと心のため込んでいる事をはなしてくれるのは有難いです。
息子のこういった小さなボソッとを聞き逃さないようにしたいです。
そして、悩んで苦しんでいる時に支えになっていきたいと思った昨日の出来事でした。

 



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