「令和」の出典は、日本最古の歌集『万葉集』の「梅花(うめのはな)の歌」だということがわかりました!
本日は、そんな令和の元となった万葉集について書かせて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。
【令和】は、日本最古の歌集【万葉集】の【梅花(うめのはな)の歌】から
万葉集にある梅花の歌32首の序文にある
「初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香(こう)を薫す」
から引用したとのことです。
安部首相の談話によると、令和には、「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味も込められているそうです。
また、首相は、「厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人ひとりの日本人が明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたい、との願いを込めた」とも語られました。
今までの元号は、中国の古典からだったので、日本の歌集から出典されるのは、「令和」が初めてとなります。
そういわれてみれば、なんとなく和の響きがあるようにも感じます。
~万葉集とは?~
現存する最古の和歌集。
仁徳天皇、皇后がつくったといわれる歌から淳仁天皇時代の歌(759年)まで約350年間の約4500首を収録している。
漢文の詩もある。
編集は大伴家持とされる。
天皇や貴族に限らず、下級官人など幅広い身分の人々の作品を集めている。防人(さきもり)の歌など一般にも知られる歌が多い。
日本の歌の良さを、改めて再確認してみるために「万葉集」を手に取りたくなりました!
ここまでお読み頂きありがとうございました。
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