呪術師御三家のうち一人、加茂 憲倫(かも のりとし)。
本日は、加茂家の加茂 憲倫と、【呪胎九相図】との関係などをご紹介させて頂きます。
どうぞよろしくお願いします。
呪術廻戦|史上最悪の呪術師【加茂憲倫】と【呪胎九相図】の3人
呪術廻戦|史上最悪の呪術師【加茂憲倫】とは、どんな人物?
加茂憲倫は、史上最悪の呪術師と言われています。
彼は、明治時代の呪術師のようです。
生死不明です。
何故彼が、史上最悪との呪術師と呼ばれたか?
明治の初め。
呪霊の子を孕む特異体質の娘がいました。
その娘は、懐妊するも身に覚えがありません。
しかし、彼女の周りの親類縁者からの風当たりは常軌を逸脱します。
この亡骸を抱えた娘が駆け込んだ山寺。
そこにいたのが、加茂 憲倫でした。
憲倫は、呪霊と人間の間に生まれた子の虜となります。
九度の懐妊。
九度の堕胎。
それらがどのように行われ、その後娘がどうなったのか?
全ての記録は、破棄されています。
マッドサイエンティスト、それが加茂 憲倫 です。
娘さんが、どうなったのか?
お寺に行く前も、不幸だったのに、加茂に出会って更に不幸に。
末路を想像すると、悲惨です・・・。
そして、恐ろしいことに、加茂 憲倫の生死が定かでないとということが一番恐ろしいです。
【呪胎九相図】の3人をご紹介!
呪胎九相図は、加茂憲倫が呪霊の子を孕む特異体質の娘を使い、実験し、生み出したものです。
悪行が発見されてからは、呪術高専にて封印されていたようです。
しかし、呪術高専の京都・東京交流会で、夏油たちによる襲撃の際、宿儺の指とともに呪胎九相図の一番から三番までが盗まれます。
夏油達の手により、受胎します。
九相図というのは、屋外にうち捨てられた死体が朽ちていく経過を九段階にわけて描いた仏教絵画のことです。
この9つの変遷する死体を見ることが、修行僧の煩悩を取る修行に使われたそうです。
- 脹相(ちょうそう) – 死体が腐敗によるガスの発生で内部から膨張する。
- 壊相(えそう) – 死体の腐乱が進み皮膚が破れ壊れはじめる。
- 血塗相(けちずそう) – 死体の腐敗による損壊がさらに進み、溶解した脂肪・血液・体液が体外に滲みだす。
- 膿爛相(のうらんそう) – 死体自体が腐敗により溶解する。
- 青瘀相(しょうおそう) – 死体が青黒くなる。
- 噉相(たんそう) – 死体に虫がわき、鳥獣に食い荒らされる。
- 散相(さんそう) – 以上の結果、死体の部位が散乱する。
- 骨相(こつそう) – 血肉や皮脂がなくなり骨だけになる。
- 焼相(しょうそう) – 骨が焼かれ灰だけになる。
夏油たちによる呪霊側に渡った呪胎九相図は、3体。
九相図ということから考えても、9体あると考えられます。
ちなみに、3体の名前は、9相図の通りです!
①一番脹相(ちょうそう)
一見、ぼーっとしていて、やる気のない青年のようですが、兄弟に対する愛情は深いです。
御三家のひとつ・加茂家相伝の赤血操術を操ります。
長兄。
多分一番強い?
②二番壊相(えそう)
インパクト大な外見ですね。
どこぞのSMクラブの女王様みたいな恰好です。
露出多いくせに、背中を見られると「殺す」といいます。(理不尽です。)
でも、割と礼儀正しく、兄弟思いです。
③三番血塗(けちず)
血塗(けちず)は、人の形をとっておらず、みたままだと化け物みたいなんですが、兄たち二人を慕い、どこかトボけて憎めないキャラです。
人間でも呪霊でもなく、150年も瓶の中にに封印されていました。
9人の兄弟だけが頼りでした。
なので、兄弟の絆が深いんですね!
残り6体いることになりますが、出てくるのでしょうか?
楽しみですね!
加茂 憲倫(かも のりとし)も、名前と悪評しか出て来ていませんが、実は生きているような気がします・・・。
この辺りもどうなるのか、今後の展開に期待です!
ここまでお読み頂きありがとうございました!
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